私の弟は、中学・高校を休みがちでした。
後から聞いたところ、高校から、「あと〇日休んだら留年」というような電話がかかってきていたそうです。
すごく心配ではあったのですが、「学校に行け!」とは言えませんでした。
それはなぜか。
今思い返せば、「学校に行ったら、必ず良い未来が訪れるのか?」ということを、説得力をもって言えなかったからです。
弟を信頼している、ということもありました。
「学校に行かなくても勉強はできる。自分で勉強した方が効率がいい」と彼は言いました。
その考え方も、間違ってないなって。
そう思ったんです。
生まれる
↓
学校に行く
↓
就職する
↓
結婚する
↓
子育てする
↓
年金暮らし
「このレールに乗るのが、安全で一番いいことだ。」
私たちはそのように自然と教育され、自然と川を流れるように生きていきます。
石にぶつからなければ、それなりに流れていけるかもしれない。
でも、実際にはたくさんの石にぶつかってしまう。
そんな時、傷つきながら流れていくのではなく、陸に上がって一休みできるか、が大切だと思います。
弟は今、フリーのシナリオライターとして立派に働いています。
彼は「会社に雇われる」という選択をしませんでした。
でも、自立して生きていけている。
結局、「学校に行くこと」や「就職すること」はきっと私たちが思っているほど大切なことではなくて。
これらは、生きていくための一つの手段に過ぎない。
一番大切なことは、「一度の人生を自分らしく生きていけるか」なのではないかな、と。
私はそう思っています。
学校を休むことができている子は、いち早く「自分らしく生きていくこと」について考えられているのだと思います。
フリーランスとかクリエイティブ系とか、自分で考えて進んでいける生き方が向いているかもしれないですね!
周りと違う選択ができることは、例え本人が望んでない形でそうなってしまっていたとしても、本当に尊敬すべきことです。
大切にしてあげてください。
今は、インターネットにつながっているパソコンがあれば、自発的に勉強して稼いで生きていける時代。
つまり、極論、学校に行かなくても生きていくことができる時代です。
「学校に行った方がいいのかな・・・」なんて、休んでいる本人が一番よく分かっています。
周りの方は、決して学校に行くことを強要しないようにしてくださいね。
今の世の中、e-lerningなどでいくらでも勉強できます。
学校教育よりも効率よく学べる教材もたくさんあります。
高校へ行かなくても、大検を受けて大学に行くこともできるし、例えばプログラミングなどを勉強すれば仕事をすることもできる。
もし学校以外で、ほんの1ミリでも興味のあることがあったら、どんどんやってみるといいと思います!
なので、学校へ行けなくても、安心して大丈夫!
経験上何とかなったので、今は信じられないかもしれないけれど、本当に、きっと大丈夫。
もしよろしければ、こちらも併せて見てみてくださいね!