はじめての方へ

『働くことがつらいあなたへ』

はじめまして。
生き方カウンセラーの紗織です。

1981年生まれ/東京都多摩地区在住
お仕事のお悩み専門のカウンセラーとして活動中。

傾聴としつもんによる心理療法で、日常の行動や心の在り方に変化を起こすアプローチをします。
「得意分野で輝ける環境を目指す」をテーマに、一方的に教えるのではなく、しつもんをして様々な価値観を共有していく中で、自らの個性や答えを引き出していくスタイルをとっています。

天職探し・生き方・自分探し・転職・パワハラ・いじめ・超過勤務・ワークライフバランス
など、お仕事とその周辺領域のお悩みに特化したカウンセリングも得意です。

☆生き方カウンセラーまでの道のり☆

1981年 横浜生まれ、10歳から18歳まで福岡育ち。
大学から現在までのほとんどの時間を東京で過ごしました。
現在は、東京の多摩地区在住です(^^)

大学卒業までは、およそレールに乗った人生を順調に歩みました。

大学を卒業して就職活動をしたものの、内定が一社も出ず。
「今まで頑張ってきたのは、なんだったんだろう・・・。」
2003年。時代は就職氷河期。
受ける会社からは不採用の連絡ばかりで、私は完全に自信を失ってしまいました。

何とか受かった会社は、福岡のA社。
東京で働きたかったけれど、とにかく働かなければ!との気持ちで、福岡の実家に戻ることに。
しかし、その会社はブラック企業でした。

朝は8時出社。
休み時間はほとんど取れず、トイレでウ〇ダーインゼリーを食べることもしばしば。
帰りはもちろん終電。
自宅では次の日の準備があるので、就寝時間は2時3時はザラ。
また8時出社。
平均睡眠時間は4時間ほど。
休日は隔週で土曜日休み+日曜日休み。
その繰り返し。
残業代が出ればまだ救いもありましたが、正しく申告すると上司から怒られるため、いつも0分と記載。
お給料は20万ちょっと。
休みの日は死んだように眠り。
趣味など他のことををする余裕もなく。
お局様からのいじめにもあっていたっけ・・・
正確にカウントしていないけれど、月に150時間以上は残業していたと思います。。。

ある8月の日。
会社に行ったら、仲のいい先輩が急にお休みでした。
「風邪でも引いたのかな?」
そう思っていた時、朝礼で皆に伝えられたことは・・・
「本日未明に、Tさんは亡くなりました」
「(え?!?!昨日の帰り、一緒の電車で帰ったのに。どういうこと?!なんで?!)」
詳細を聴く時間すらも与えられず、その日の業務は普通通りにスタート。
「(この会社、やばい。このままだと私も死ぬ・・・!)」
そう思い、私は退職願を提出。
「ここでダメなら、どこの会社に行っても通用しないぞ。絶対に後悔するからな!」
そのようなことを何度も言われたような。

かなりつらい経験だったので、少し記憶が曖昧になっていますが、およそこんな感じでした。
朝、起きれなくなった日もありました。心と体がバラバラになった感覚で。
頭では「起きないと会社に遅刻する!」と思っていても、体が動かないんです。
本当に恐ろしい体験でした。

T先輩には、今でも感謝しています。
彼の死があったから、強い意志を持って、私は会社を辞めることができた。
もし、あのまま働き続けていたら、私はダメになっていたかもしれません。
自殺していたかもしれないし、鬱になっていたかもしれない。
不思議なもので、大変すぎると「辞める」という選択肢が出てこなくなるんです。
「明日どう頑張るか?」ということしか、頭に浮かんでこなくなってしまうのです。

その後は実家で、毎日寝て起きての日々。
しばらくは何もやる気が起きず。
病院にはいきませんでしたが、きっと軽い鬱状態だったと思います。

少し復活した後も、FFやDQなどのゲームをやる日々・・・。
「(次に進まなきゃ!)」
頭の中では分かっているけれど。
「(また失敗するんじゃないだろうか)」
「(また死ぬほど働くことになるのではなだろうか)」
「(たった半年で辞めてしまった私なんかが働くことができるんだろうか)」
「(履歴書には半年勤めて辞めたことしか書けない。そんな状態ではどこも受からないのではないだろうか)」
「(働くのが怖い・・・!!!!)」
不安と焦りが渦巻く毎日。
こんなことをグルグル考える日々。
親に心配をかけて、実家にお金も入れずに、ただ生きているだけ。
大学まで出してもらったのに、どうして私はこんなにダメなんだろう・・・

ここから、自らの内面と向き合う辛く長い戦いが約10年間続きます。

この10年の間、
【B社(アルバイト:半年)、C社(派遣:半年)、D社(派遣:半年)、E社(派遣:半年)、F社(正社員:10年)、G社(正社員:3か月)】を経て、今(F社(派遣:1年半 兼 自営業)に至ります。
現在は、仕事に関する悩みがほとんどない状態で毎日を楽しく過ごせています。
仕事に関する悩みがなくなると、プライベートや趣味も思い切り楽しめるようになるんだ!と、身をもって体験しています。
この間の詳細は、もしご興味がありましたらお話ししますね(^^)。

私の変化のきっかけは、ほんの些細なことでした。
34歳の時、職場の同僚からいじめの相談を受けました。
この経験が、私の運命を大きく変えてくれたのです。
話を聴いただけなのに、「紗織さんに話して気持ちが軽くなった。ありがとう。」と言われました。
純粋にすごく嬉しくて。
でも、この時の私は聴くことしかできませんでした。

結果的に、同僚は会社を退職してしまいました。
「辞めてよかった!」とは言ってもらえたけれど、なんだかすごくモヤモヤして。
「会社で理不尽ないじめにあっている人や、辛い思いをしている人を助けたい!」
少しずつそのような思いが強くなり、本格的に仕事に悩む方の手助けをしたいと考え、その翌年に産業カウンセラーの資格を取得。
活動の幅を広げるため、2018年よりHANASAKU(ハナサク)の活動も始めました。

☆活動の内容☆

現在、仕事で悩む主に就職氷河期生まれの世代の方(1993年から2005年に初回の就職活動をした30代から40代の方)を中心に、
【今の仕事をすぐに辞めることなく、自分を見つめなおして、自分らしくキラキラした人生を目指す】という趣旨のお茶会を、主に東京にて開催しています。

~お茶会の流れ~
1.まず、1つのテーブルに数名ずつ座ります。
2.私が質問をします。自分の心と向き合って、答えを探していきます。
3.ご自分の回答をお隣の人とシェアし、色々な方の考えや経験も参考にしながら、本当の自分の気持ちに気付いていきます。

丁寧に自分の気持ちを確認していくことで、
働き方や生き方に対する価値観(希望、不安、プライベートとの理想のバランスなど)の深層心理を探っていきます。

あなたは本当に一生懸命に働いてきました。
一生懸命に生きてきました。
理不尽なことにも我慢しながら・・・

一度の人生、あなたにとって幸せな働き方・生き方を一緒に考えていきませんか。
そのような時間をほんの少し、ご自身のために作ってみませんか。
「カタルシス効果」というものがあります。
自分の心の内を相手に話すだけでも、スッキリするかもしれませんよ(^^)。
泣いてしまうこともあるかもしれませんが、大丈夫。
少しずつ、自分の心に正直になれるといいですね。

一人でも多くの悩める方々が、本来のありのままの自分を取り戻し、
輝いて自分らしい人生を送れるようなライフスタイルの提案をしていきたい!と思っています。
何よりその活動自体が、今の私の最大の幸せなのです(^^)

ここまで長文を最後までお読み下さり、本当にありがとうございました。